2011年 12月 14日
発電所美術館
下山(にざやま)芸術の森発電所美術館、
伊藤公象展
地表の襞-再び波打つプールに-(9.17~12.18)。
現代アートの展示なのだが、アトリエを笠間に持つ作家は
このたびの震災で被災されてもいる。
大自然の恐怖、原発の脅威を目の当たりにした後にあって
旧水力発電所跡地で個展を開催することに、不思議なめぐりあわせを
強く感じているそうだ。
(解説より)
鑑賞というより、体感するアート、
何度でも足を運びたいところだ。
ここへは、過去に2回か?訪れているが、そのときも感じた。
現代アートがとても良いと感じられる場所だ。
美術館はかつて水力発電所だった大正時代の建造物で、
威風堂々、屋外におかれた水車なんかも
それは素晴らしいオブジェとなっている。
人が自然と折り合いながら、まだいろんな意味で余裕を持って暮らしを営んでいた、
それは、そんなに遠い昔のことではなかったのかもしれない・・・・
そんなことも感じさせられた、ちょっと貴重な師走の中日でした。
by nobirru
| 2011-12-14 21:53
| ちかごろノ